1. データの範囲 | ||
本データベースでは、以下のデータを管理しています。 (1) 国内産岩石に対する拡散係数及び関連情報 (2) 国内産ベントナイトに対する拡散係数及び関連情報 (3) 海外産ベントナイトに対する拡散係数及び関連情報 | ||
2. 固相 | ||
対象固相は、以下のとおりです。 (1) 国内産岩石 • 結晶質岩(酸性、塩基性) • 堆積岩(砂質岩類、泥質・凝灰質岩類) • その他 (2) 国内産ベントナイト • Kunigel-V1 • Kunipia-F • その他 - 精製スメクタイト - ケイ砂の混合試料など (3) 海外産ベントナイト • MX-80 • Avonlea • その他 | ||
3. 登録元素 | ||
対象元素は、計 31元素としています。 • Am, Cm, Cs, Nb, Ni, Np, Pb, Pd, Pu, Ra, Se, Sm, Sn, Tc, Th, U, Zr (HLW処分安全評価上の重要元素群) • Ba, Be, C, Ca, Cl, Co, Fe, H2O, I, K, Mg, Na, OH-, Sr (その他の元素群) | ||
4. システムの構成 | ||
JAEA-DDB System では、約60項目について文献等から情報を抽出し、データを記載しています。 現状の JAEA-DDB には、拡散係数約 2,000件が登録されています。 | ||
5. システム動作環境 | ||
JAEA-DDB System には、以下の2種類が利用可能です。 | ||
• JAEA-DDB System (Web 版) : =>DDB Web 版 Web 上でデータの検索、閲覧、保存、グラフ化等ができるシステム Web ブラウザ上で稼働 • JAEA-DDB System (Access 2002 版) : =>DDB Access 版 Web版と同一のデータを保持。但し、機能に一部制限あり ダウンロードして Access 2002 以降で使用。Windows 上でのみ稼働 DDB Access 版のダウンロードを行う前に、インターネットの使用が可能な環境の場合は、Web 版の利用でお試しされることをお勧めします。インターネットが使用できない環境の場合は、Access 版での使用が可能です(詳細は動作環境の頁をご参照下さい)。 | ||
6. 参考文献 | ||
データベースの内容や活用法等の詳細について、は以下の文献を参照して下さい。なお、本データベースを活用した成果を公開する場合には、以下の文献を引用して下さい。 | ||
(1) | 栃木善克、舘幸男 :“緩衝材及び岩石中での核種の拡散データベースの整備”、JAEA-Data/Code 2008-035 (2009). | |
(2) | 栃木善克、舘幸男 :“緩衝材及び岩石中での核種の拡散データベースの整備 - 海外の緩衝材データの拡充とその活用法 -”、JAEA-Data/Code 2009-029 (2010). | |
(3) | 舘幸男、他 :“地層処分安全評価のための核種の収着・拡散データベースシステムの開発”、JAEA-Data/Code 2008-034 (2009). |